ローグライトFPS『Void/Breaker』PS5版の最新情報公開、DualSense対応も検討中

ローグライトFPS『Void/Breaker』PS5版の最新情報公開、DualSense対応も検討中

ソロ開発者のDaniel Stubbington氏が手掛けるローグライトシューター『Void/Breaker』のPlayStation 5版について、PlayStation.Blogにて最新の開発状況が公開されました。武器ラインナップの拡充やDualSenseワイヤレスコントローラーの機能活用に関する取り組みが紹介されています。

武器とモジュールシステムの拡張

本作は流動的な高速移動、環境破壊、武器カスタマイズを組み合わせて脱出を目指すローグライトシューターです。PS5版の発表以降、これまでのピストル、アサルトライフル、ショットガンに加えて、SMGとスナイパーライフルが新たに追加されたとのことです。スナイパーライフルは開発者のDaniel氏自身のお気に入りであることも明かされています。

各武器には固有のグリッドが用意されており、プレイヤーはそこに武器モッド、アビリティモッド、射撃モードモッド、近接モッドといったモジュールを配置していきます。これらのモジュールは単独の強化ではなく、隣接して配置することで相互作用を生み出す仕組みです。たとえば敵を凍結させるモッドと、凍結した敵に対してクリティカルヒットを保証するモッドを組み合わせるなど、シナジーを生み出す構成が可能と説明されています。スライディングのたびに近接地雷を設置するモッドや、グリッド自体を拡張するモッドも存在するとのことです。

DualSenseコントローラーへの対応を検討

PS5版では、アダプティブトリガーとハプティックフィードバックを活用し、各武器の個性を手元で感じられるようにする方向で開発が進められています。スナイパーライフル発射時の抵抗感とSMGの連射時の感触に差を持たせる方針です。また、より高い精度を求めるプレイヤー向けにジャイロエイミングの実装も検討されているとのことです。

アビリティやグレネード、重力テザーについても、ハプティクスを通じて個別の手応えを実現する方向で検討が進められていると報じられています。

コミュニティとの協業による開発

開発者のDaniel氏は早期アクセス期間中、コミュニティと密接に連携しながら開発を進めてきました。たとえばウォールランニング機能は当初は実装が見送られていましたが、プレイヤーからの要望を受けて再導入され、現在では本作の流動的なムーブメントを象徴する要素の一つとなっています。

近接攻撃についても、かつては緊急時の代替手段でしたが、近接専用モッドの追加と敵の体力に応じてダメージがスケールするリバランスにより、本格的なプレイスタイルとして成立する形に変更されたとのことです。

ストーリーとゾーン構成

物語面では、悪意あるAIに捕らえられた囚人として、終わりのないループからの脱出を目指す内容です。脱出の過程で、かつての囚人が残したチップが味方として接触し、各ゾーンを通じてプレイヤーを導いていく構成となっています。本作のナラティブは『Returnal』からの影響を強く受けていると述べられています。

現時点で5つのゾーンが完成しており、PS5版は最終ゾーンを含む全6ゾーンでのローンチを予定しているとのことです。なお、Zone 1をプレイ可能なPS5向けデモが現在配信中ですが、アダプティブトリガーやハプティクス、ジャイロ対応といったDualSense固有の機能は製品版での実装予定であり、デモには含まれていません。

参照元: PlayStation.Blog