都市型オープンワールドRPG『望月』最新ビルドが「BW2026」で試遊出展

都市型オープンワールドRPG『望月』最新ビルドが「BW2026」で試遊出展

星辰工作室が開発中の都市型オープンワールドRPG『望月』が、2026年7月10日から12日まで上海で開催されている「Bilibili World 2026」にて試遊出展されていることが分かりました。中国向けにPC / iOS / Androidでの展開が予定されている本作は、大規模な作り直しを経た新バージョンが会場で公開されています。

現代中国の架空都市を舞台にした都市型オープンワールド

『望月』の舞台となるのは、人類と月の精霊「月霊」が共生する現代中国の架空都市「天月市」です。プレイヤーは月霊と契約を結んでパートナーとし、都市に広がる混沌に侵された月霊たちを浄化していく流れとなります。

4Gamerの試遊レポートによれば、マップには中国風の建築や実在する店舗を思わせる看板、無造作に並ぶ電動バイクやシェアサイクル、伝統的な庭園といった要素が散りばめられているとのことです。ビル同士の間隔や道路と施設を区切る空間が比較的広く取られており、日本の街並みとは異なる開放感が特徴として挙げられています。

本作は2025年初頭に中国でベータテストが実施されたものの、アートや世界観などに多くの不満が寄せられたことを受け、開発チームは2025年3月から大規模な作り直しを進めていると報じられています。

月霊との共闘システムと探索要素

戦闘はキーボード&マウスによる操作で、左クリックの攻撃と連続入力によるコンボ、右クリックによる回避を基本とします。ジャスト回避の判定は比較的緩めに調整されており、成功時には専用のエフェクトが表示されるとのことです。

プレイアブルキャラクターはそれぞれ異なる武器や攻撃モーションを持ち、個別の育成要素も用意されています。旧市街で暮らし依頼を引き受ける鍵型武器の使い手、スキャンガンで遠距離射撃を行う宅配員、巨大なハサミを扱う花屋の少女など、個性の異なる複数のキャラクターが確認されています。

戦闘中にEキーを押すことでキャラクター固有の動作が発動し、編成した月霊と共鳴して「協撃状態」に入ります。この状態でQキーを押すと「月霊協撃」が発動し、敵に大きなダメージを与えつつ防御体勢を崩せる仕組みです。

月霊は戦闘だけでなく探索面でも活躍します。滑空や壁登りといった移動補助のほか、飛虫型の月霊に憑依することで狭い隙間へ潜り込み、隠された宝箱や別エリアへの経路を発見することも可能です。捕獲は円盤状のアイテムを投げて行い、失敗すると月霊は混沌空間へ逃げ込んでしまうとされています。

試遊の総評

広大なマップの探索ではZキーで乗り物を呼び出せるものの、試遊版の車両挙動には癖があった旨も記されています。試遊版では未開放の要素も多く、現時点で作品の全体像を把握することはできないものの、手応えのある戦闘と月霊を組み合わせた仕組みに新鮮さが感じられたと4Gamerは報じています。

参照元: 4Gamer.net