2026年7月12日、フランス・パリで開催された「eスポーツワールドカップ(EWC)2026」の『Apex Legends』部門にて、日本のZETA DIVISIONが決勝まで勝ち進むも総合5位で大会を終えました。同大会ではもう一つの日本チーム「UNLIMIT」が日本人メンバー構成として初の国際大会優勝を果たしています。インサイドが試合直後にIGLを務めるYukaF選手へ実施したインタビューが公開されました。
惜敗の要因は「優勝がちらついた」最終盤面
2026年シーズンからYukaF選手、Mike選手、Satuki選手、そしてYamatoコーチという新体制で再始動したZETA DIVISIONは、オープン予選から好調を維持し本大会の決勝ステージに進出。しかし最終局面でUNLIMITとの一騎打ちに敗れ、総合獲得ポイント5位で大会を終えました。
インタビュー内でYukaF選手は敗因について、「僕個人としては優勝がちらついてしまい、ちょっと思考が鈍ったかなという感想はあります」とコメント。惜敗の悔しさをにじませつつも、その要因を冷静に振り返っています。
また、大会全体を通してのIGL(イン・ゲーム・リーダー)としてのパフォーマンスについては「環境的にちょっと定まらなかった」「80%ぐらいだったかなというイメージ」と自己評価。具体的な要因として、レジェンドの調整や、盤面の進行に応じてインサイド/アウトサイドどちらのプレイが有利になるかが変動する点への対応を挙げました。
BANシステムへの適応と新体制の手応え
YukaF選手は今大会で導入されたBANシステムについても言及。「BANシステムになってからは確実に苦手ですね」と率直に語り、リソース管理とトレードを得意とする自身のプレイスタイルに対し、BANが進むことで構成に個性が出る現在の環境への難しさを明かしました。
一方、新体制のチームについては「自分がIGLをして、他の2人となった時のメンバーとしてはベスト」と評価。特にチームの雰囲気の良さを強みとして挙げ、「上手くいっていない時でも気持ちを消さずに常にやれている」ことがマッチポイントファイナル進出につながったと分析しています。自身が盛り上げ役を得意としない中、Mike選手とSatuki選手がその役割を担っているとのことです。
Split2に向けた課題は明確
良かった点としてチームの雰囲気を挙げる一方、悪かった点については結成直後ゆえの連携ミスやコミュニケーションエラーを課題として提示。今後については「チームとしても、自分個人単位としてももちろん課題はある」とし、Split2に向けてチームを仕上げていく意向を示しました。
今大会での「絶対に勝てるな」という自信を持って挑んだ結果を糧に、ZETA DIVISIONは新体制での再挑戦を続けることになります。
参照元: インサイド