『まじかる☆プリンセス』開発者インタビュー公開、50以上のEDや世界観のこだわりを語る

MAGIが4月28日にPC(Steam)向けに発売した娘育成シミュレーション『まじかる☆プリンセス』について、開発者インタビューがGame*Sparkに掲載されました。プロデューサーの井元氏とキャラクターデザインを担当したぬるぴょ氏が、作品制作の経緯やこだわりを語っています。

シリーズ初のデジタル作品として好評スタート

『まじかる☆プリンセス』は、パネテリア王国を舞台に愛娘「アリス」(デフォルト名)を育てる娘育成シミュレーションです。MAGIがこれまで10作プロデュースしてきたボードゲーム「まじかる☆シリーズ」初のデジタルゲーム作品となります。

発売直後の最大同時接続人数は1万2千人を突破し、Steamのユーザーレビューでも“圧倒的に好評”を獲得していることが明らかになっています。インタビューで井元氏は、レベルデザインにおいてボードゲームとの違いを感じる場面があったと振り返りつつ、それは「デジタルゲームとボードゲームの違い」というより「1人用ゲームと対戦ゲームの違い」に近かったと述べています。

キャラクターデザインと世界観のこだわり

キャラクターデザインを手がけたぬるぴょ氏は、アリスについて「良い子にも悪い子にもなる可能性を秘めた娘」であるため、ニュートラルな雰囲気の顔立ちを意識したと語っています。個人的なこだわりポイントとして「かわいい前歯とかわいい耳」を挙げました。

井元氏によれば、note上で公開されているキャラクターデザイン案は、ぬるぴょ氏から最初に提出されたものがそのまま採用されたとのことです。

また、本作の特徴である50以上のエンディングについては、娘育成ゲームの伝統に倣い、何周も遊べる作品にすることを目指して用意されたと説明されています。可愛らしさとダークさが同居する世界観については、最初から狙って設計したものではなく、1作目『まじかる☆ベーカリー』など過去のボードゲーム作品のフレーバーが積み重なって自然に形成されたものであるとしています。

戦闘要素は途中から追加

娘育成ゲームとしては珍しく本格的な戦闘要素が搭載されている点について、井元氏は企画初期段階では戦闘要素は存在しなかったことを明かしました。その後「紅い月の夜」という設定が生まれたことで戦闘の概念が加わり、古代樹の森で自由に戦闘できる仕様へと発展していったとのことです。育成した娘の成長を実感できる要素として、結果的に本作の大きな魅力の一つになったと振り返っています。

今後の展開について井元氏は、デジタルゲームでさまざまなジャンルに挑戦したい意向を示す一方、現在はインプット期間としたい考えを示しました。ボードゲームについても継続して制作したいとし、作中に登場する架空のボードゲーム「ゲンデロマンテ」を実際に製品化することも検討していると語っています。

『まじかる☆プリンセス』はSteamにて1,980円で配信中で、5月12日午前2時までリリース記念セールが実施されています。

参照元: Game*Spark