Game*Sparkは、Callbackとln404が開発し、PC/Linux向けに2月19日にリリースされた協力型ホラーゲーム『人喰ノ檻 - KLETKA』の開発者インタビューを公開しました。CallbackのCEOであるOleg Kiselev氏が、本作のコンセプトの成り立ちや開発の裏側について語っています。
当初はオフィスが舞台、ローグライク要素もなかった
『人喰ノ檻 - KLETKA』は、最大6人で協力しながら「ギガストラクチャー」と呼ばれる構造物の地下を探索していくホラーゲームです。プレイヤーは囚人としてこの場所に追放され、人喰いエレベーターの空腹を満たしながら深部を目指します。エレベーターを動かすために各フロアで燃料や肉を調達し、餌が尽きればプレイヤー自身が食われることになります。日本語にも対応しています。
インタビューによると、本作の最初のインスピレーションはTVドラマ「セヴェランス」だったとのことです。Oleg氏は、当初このゲームはオフィスを舞台にしており、ローグライクな要素を入れる予定は全くなかったと明かしました。議論を重ねる中で友人のOscar氏がエレベーターのアイデアを出したことから、本作はそのコンセプトを中心に形作られていったといいます。
また、Oleg氏は自身が制作するゲームの特徴として、禍々しい恐ろしさとユーモアのバランスを挙げており、プレイヤーを震え上がらせながら同時に笑顔にさせることを意識していると述べています。
リリース前後の苦労と今後の方針
Oleg氏は開発中の印象深い出来事として、リリース直前と直後の時期を挙げています。リリース前にはファンからの資金提供を受けて実写トレイラーを制作したものの、撮影直前に過労で動けなくなった経験や、リリース後に一時的に資金が尽きた経験があったとのことです。最初の収益を受け取るまでには1〜2ヶ月を要したと振り返っています。
リリース後の反応については、想定以上に温かく迎え入れられたとする一方で、技術面を一人で担当しているためバグへの対応が大きな負担になったと語っています。マルチプレイヤー要素があることで問題の特定と修正の難易度が高く、1年以上にわたり機能追加と修正を繰り返してきたといいます。
今後については、現在「最後の大型アップデート」と位置づけている作業を進めており、バグ修正に関しては開発チームが納得できるまで継続して取り組むとしています。プロジェクトの勢いが続けば、追加のアップデートを実施する可能性もあるとのことです。
なお、開発チームは2025年9月開催予定の東京ゲームショウへの来場を予定していることも明かされました。
『人喰ノ檻 - KLETKA』はSteamにて1,200円で配信中で、5月14日までは40%オフの720円で購入可能です。
参照元: Game*Spark