Infinity Wardは、『Call of Duty: Modern Warfare 4(コール オブ デューティ:モダン・ウォーフェア4)』の開発密着シリーズ「From The Ward」の第5弾「Crafting the Weapons」を公開しました。今回のテーマは武器デザインで、ヒップファイア時のブルーム撤廃や新要素「Apex Attachment」の導入など、武器システムの刷新点が明らかになっています。
武器デザインを支える3つの柱
動画では「信頼性・バランス・精密性」を武器デザインの3本柱に据えていることが語られました。もっとも大きな変更点として挙げられているのが、ヒップファイア(腰だめ撃ち)時のブルーム(着弾のランダムな拡散)の完全撤廃です。開発チームはブルームを「不確実性の塊」と表現し、狙って撃っても運要素で外れる点を弱点として捉えていたとのことで、本作ではプレイヤーの操作精度がそのまま結果に反映される仕様に変更されるとしています。エンジン上でも歴代最大級の変更のひとつだと説明されました。
ビジュアル面では、被写界深度の再現方法も刷新されています。従来は被写界深度をオンにすると狙っている的自体がぼやける課題がありましたが、本作では現実の射撃と同じように狙いを助ける形での実装を目指したとのことです。あわせてマズルフラッシュも、狙っている方向にだけ視界を確保する新システムが開発されたと明かされています。
さらに、壁際でカバーの陰から覗き込む際に武器が自然に体へ引き寄せられるなど、プレイヤーをオペレーター視点に引き込むためのアニメーションも追加されました。これらの挙動はモーションキャプチャーではなく、数値演算によるプロシージャルアニメーションで実現されているといいます。
新要素「Apex Attachment」
本作では、武器を最大レベルまで育てることで解放される特別な改造パーツ「Apex Attachment(エーペックスアタッチメント)」が導入されます。通常のアタッチメント枠とは別に用意され、武器の挙動を大きく変化させる要素です。
動画では複数の具体例が紹介されました。リボルバーにはハンマーを弾いて連続発砲する「ファニングショット」を可能にするアタッチメントが用意され、近距離での速射と、ADS時の精密射撃の撃ち分けが可能になります。また、アンダーバレルに装着するレーザー誘導式のロケットランチャーや、PPShのアンダーバレルに火炎放射機構を追加する「Spitfire」なども披露されました。Spitfireは当初、焼夷擲弾ランチャーとして試作されたものの、開発途中で仕様が転換されたという裏話も語られています。
コミュニティの反応
動画公開後、海外コミュニティでは旧作ファンを中心に好意的な反応が目立っています。ブルーム撤廃やヘッドショット音、アニメーションについて「MW2019を彷彿とさせる」との声が寄せられている一方、Apex Attachmentについては「ギミック的に見える」「地に足のついたトーンから外れるのでは」といった懸念や、サポート期間に関する意見も見られました。
『Call of Duty: Modern Warfare 4』は10月23日の発売が予定されています。
参照元: EAA!! FPS News