古代南インド・チョーラ朝が舞台のアクションADV『Son of Thanjai』ゲームプレイトレーラー公開

古代南インド・チョーラ朝が舞台のアクションADV『Son of Thanjai』ゲームプレイトレーラー公開

インドのチェンナイに拠点を置くAyelet Studioは、アクションアドベンチャーゲーム『Son of Thanjai』のゲームプレイトレーラーを公開しました。対応プラットフォームはXbox Series X|SおよびPCで、Xbox Storeでウィッシュリストへの登録が可能となっています。

古代チョーラ朝を舞台にした物語

本作は、4世紀以上にわたって南インドを統治し、中国やローマにまで及ぶ交易ネットワークを築いた古代チョーラ朝を舞台とするアクションアドベンチャーです。開発を手がけるのは、Ayelet Studioの30人規模のチーム。同スタジオによると、これまでゲームで描かれることのなかったチョーラ朝の世界を、その文化に根ざした形で表現することを目指しているとのことです。

プレイヤーが操作するのは、チョーラ朝の王子ヴィンネンディラン(Vinnendiran)。家族、王座、そして自らのアイデンティティを失った彼が、かつて見過ごしていた人々の中で生きることを余儀なくされます。侵略と飢饉によって分断された地を旅する中で、物語は単なる権力奪還ではなく、彼自身がどのような人物になっていくかを描くものになると説明されています。

南インドの武術を取り入れた戦闘システム

戦闘の中核となるのは「Surul Vaal」と呼ばれる、リボン状にしなる柔軟な刃を持つ武器です。鞘に収めると巻き取られ、振るうと予測不可能な弧を描くこの武器は、南インドの武術伝統に実在するもので、距離とタイミングの管理が従来の武器とは異なる体験を生み出すといいます。

戦闘システムの基盤には、世界最古の武術のひとつとされるカラリパヤット(Kalaripayattu)が採用されており、流れるような動きが戦闘全体に取り入れられています。

古代タミルの世界観を反映したフィールド

ゲーム世界は、肥沃な稲作地帯、深い森林、外国商人が行き交う沿岸の港、過酷な乾燥地帯といった、それぞれ独自の文化と生活様式を持つ地域に分かれています。この構造は、地形が地理だけでなく感情・経済・アイデンティティをも形作るとする古代タミルの「ティナイ(Tinai)」の概念から着想を得ているとのことです。

また、村の広場で行われるテルクートゥ(Therukoothu)の伝統芸能、人々が集まり噂が広がるトディショップ、ジャグリー(粗糖)作りといった日常の工芸など、当時の生活文化が世界の構成要素として組み込まれています。これらは背景的な装飾ではなく、世界が機能する仕組みそのものとして実装されると説明されています。

発売日に関する詳細は明らかになっていません。

参照元: Xbox Wire