マーベラスは2026年7月31日、中国テンセントの子会社であるImage Frame Investmentとの資本業務提携を解消すると発表しました。あわせて、『牧場物語』IPを用いたモバイルゲームの特定タイトルについて、開発が中止されることも明らかになっています。
約6年続いた提携が終了へ
マーベラスは『牧場物語』『ルーンファクトリー』などのIPを展開する日本のゲーム企業です。2020年5月に、テンセントの子会社であるImage Frame Investmentと資本業務提携を締結し、締結時には約49億円の資金調達が伝えられていました。以降、新規IPの創出に向けた大型投資を受けながら協業を進めてきた形です。
今回発表された提携解消は、Image Frame Investmentがマーベラスの株式を売却する意向を示したことに伴うものとのことです。これによりImage Frame Investmentは、マーベラスの主要株主および筆頭株主、その他の関係会社のいずれにも該当しないこととなる見込みで、テンセントについてもその他の関係会社に該当しなくなる株主として記載されています。
『牧場物語』モバイルゲームの特定タイトルは開発中止
マーベラスは資本業務提携に先立つ2019年3月、テンセントの子会社であるテンセントテクノロジーと『牧場物語』IPのモバイルゲーム展開に係るライセンス契約およびその他個別契約を締結していました。
今回の発表によれば、テンセントグループより、事業環境および事業採算性などを総合的に勘案した結果、当該ライセンス契約に基づいて開発を進めてきた特定タイトルについて、開発を中止する旨の連絡を受けたとのことです。一方で、ライセンス契約およびその他個別契約自体は継続されると記されています。
今後の方針
マーベラスは同日、2027年3月期第1四半期の決算関連の発表もおこなっています。同社は自社IP・自社フランチャイズのマルチ展開促進と、アライアンス強化による事業機会の拡大を掲げており、新規IPへの挑戦と既存IPの活用を方針として示しています。テンセント子会社との資本業務提携解消後も、主力IPへの注力と新規IP創出に向けた取り組みが続けられる見通しです。
参照元: AUTOMATON