ドイツ・ハンブルクを拠点とするインディーゲームスタジオPipapo Gamesが開発した地図作成アドベンチャー『Map Map - 地図づくりゲーム』について、開発者インタビューがGame*Sparkにて公開されました。ゲームシステムは『GeoGuessr』、アートスタイルは『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』から影響を受けているとのことです。
「マップそのもの」を中心に据えたゲームデザイン
『Map Map - 地図づくりゲーム』は、伝説の失われた財宝を追う冒険者クルーの一員として、島々を巡りながら地図を完成させていくアドベンチャーゲームです。プレイヤーは風景を手掛かりに距離を計測し、発見した遺跡やランドマークの位置を、海岸線だけが記された地図に書き加えていきます。歩数を数える、コンパスで方角を調べる、望遠鏡と六分儀で地平線を観測して三角測量を行うなど、本格的な地図づくりの工程が組み込まれているのが特徴です。
アートディレクションと2Dアートを担当するLaura氏によれば、開発初期のブレインストーミングにおいて「既存のゲームでは見落とされがちな要素に焦点を当てる」というアイデアから、マップ機能を中心に据える方針が固まったといいます。小さなミニマップやクエストマーカーに従って移動するのではなく、マップ自体を中心的な要素として探索を促す仕組みを目指したとのことです。UIやマップメニューは、子どもの頃に宝の地図を描いた際の感覚を再現するべく、手書き感のあるカラフルなデザインに仕上げられています。
影響を受けた作品と今後のアップデート方針
Laura氏は、本作の核となるゲームシステムで最も大きな影響を受けた作品として『GeoGuessr』を挙げています。アートスタイルについては『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』の美しいカラーパレットや、自然の雄大さと穏やかさを同時に表現する手法から着想を得たと語りました。加えて、デフォルメされつつも表情豊かなキャラクターデザインでは『どうぶつの森』シリーズの影響を、探索や宝探しのワクワク感については『A Short Hike』や映画『グーニーズ』、アニメ『ONE PIECE』などからもインスピレーションを受けたとのことです。
リリース後の反応については、Steamで200件以上のレビューが寄せられているほか、公式Discordでは、ステッカーやイラストを描き込んだハイレベルなゲーム内マップを投稿するコミュニティメンバーの存在が印象的だったと振り返っています。
今後については、コミュニティからの要望を反映した「快適性向上アップデート」の配信準備を進めており、コミュニティ翻訳を通じた対応言語の追加も計画しているとのことです。現時点で日本語には対応していませんが、有志翻訳は歓迎しており、興味のある方はメールでの連絡を呼びかけています。
『Map Map - 地図づくりゲーム』はPC向けに5月29日にリリース済みで、価格は1,800円。Steamにて無料体験版も配信されています。
参照元: Game*Spark