バンダイナムコエンターテインメントとProject Acesが開発を手がけるフライトシューティング『エースコンバット8 Wings of Theve(Ace Combat 8: Wings of Theve)』について、PlayStation Blogにてキャンペーン序盤のハンズオンレポートが公開されました。本作はPlayStation 5向けに10月2日の発売が予告されています。
「テーベの翼」を巡る物語
本作の舞台は、ソトア共和国による電撃的な攻撃を受け、敗色濃厚な戦況に追い込まれた中央ユージア連邦(FCU)です。プレイヤーはFCUの戦闘機パイロットとして、消耗しきった軍の残存部隊に加わることになります。
物語の中心となるのは、FCUが士気維持のために展開するプロパガンダ作戦です。首都テーベの名を冠した伝説のパイロット「Wings of Theve」を看板に据えた情報戦が進行しますが、その実態は「レックス」という平凡なパイロットを広告塔に仕立て、戦果を誇張して喧伝するというものでした。プレイヤーはレックスのナビゲーターとして参加するものの、初任務で撃墜されレックスが戦死。生き残ったプレイヤーが「レックス」のコールサインを引き継ぎ、Wings of Theveを演じる立場となります。
ブランドマネージャーの河野一聡氏によると、本作では一人称視点のシネマティックを新たに採用しているとのことです。これは『エースコンバット7 スカイズ・アンノウン』のPlayStation VRモードでの取り組みから着想を得たものであり、空母エンデュランスでの緊迫した日常や、戦争の士気を背負うプレッシャーを表現する手法として導入されています。
ゲームプレイとPS5機能への対応
操作面は前作『エースコンバット7』の感触を踏襲しつつ、PS5のDualSenseコントローラー向けの調整が加えられています。R2による加速、L2による減速、両トリガー同時押しによる高G旋回時には、ハプティックトリガーの抵抗によって機体の挙動が手元に伝わる仕組みとなっています。
基本的な操作は、○ボタンでミサイルや特殊兵装の発射、×ボタンで機銃、△ボタンでロックオン対象の切り替え、□ボタンで武器変更といった構成です。方向キーを用いた僚機への指示も可能で、特定目標への攻撃、自由交戦、護衛、特殊兵装による攻撃などをコマンドで指定できます。
また、ミッション中には物語上の選択肢が用意される場面もあります。河野氏によれば、これらの選択や護衛対象の艦船をどれだけ守れたかといった戦闘結果が、後のミッションにおける登場キャラクターの生死や物語の展開に影響を及ぼすとのことです。
ミッションのスケール感
プレビューでは、巨大な「ランドバトルシップ」を撃破するミッションも紹介されました。海軍の駆逐艦と戦車を組み合わせたような構造物で、レールガンや対空砲、ドローンを備えています。市街地が舞台となるため、敵の攻撃を回避しつつビルとの接触も避ける必要があり、攻略には高層ビルを倒壊させて進路を阻む戦術が用いられるとのことです。
戦闘中の無線通信も演出の柱となっており、指揮官や地上部隊、僚機の交信が状況を伝えるとともに、追い詰められたFCU将兵の心情を描き出しているとレポートでは触れられています。
『エースコンバット8 Wings of Theve』はPlayStation 5向けに10月2日に発売予定です。
参照元: PlayStation Blog