監視シミュレーション『The Watcher』発表。アパート住民を観察し、密告するかを問われるサイコスリラー

監視シミュレーション『The Watcher』発表。アパート住民を観察し、密告するかを問われるサイコスリラー

デベロッパーのYesterday's Sandwichは8月15日、一人称視点の監視シミュレーションゲーム『The Watcher』を発表しました。対応プラットフォームはPC(Steam)で、ゲーム内は日本語表示に対応予定とされています。

全体主義国家で住民を監視するサイコスリラー

『The Watcher』はUnreal Engine 5で開発されているサイコスリラー作品です。舞台となるのは全体主義国家「ノディア」の中にある、Zと呼ばれる奇妙な都市。主人公はこの街でアパートの住人を監視する仕事に就くという設定です。

プレイヤーの主な活動場所は、対象アパートの向かいに設けられたスパイ部屋になります。テレビカメラやモニター、盗聴器といった機器を駆使して住民たちの行動を観察し、異常な行動が確認された場合には、それを報告書に記載するかどうかを判断することになります。

住民たちはそれぞれ何かを隠しており、写真や音声といった証拠を収集して繋ぎ合わせていくことで、少しずつ真相が明らかになっていくとのこと。開発元によれば、たった一つの証拠が、それまでの認識を大きく覆すこともあるそうです。

報告するか、見なかったことにするか

不審な事実を掴んだ場合、プレイヤーはそれを上層部に報告することもできますが、あえて見なかったことにするという選択肢も用意されています。プレイヤーの判断によって住民たちの運命も変化していく仕組みです。

公開されたトレイラーには、狙撃銃のスコープを通してアパートを覗き込むシーンも含まれています。そのシーンでは住民が謎の人物にナイフを突きつけられている場面が描かれており、監視や報告に留まらず、狙撃によって事態に直接介入できる可能性も示唆されています。

監視者もまた監視されている

本作で特徴的なのは、監視を行っているのはプレイヤー側だけではないという点です。主人公自身もまた何者かによって監視されているとされ、展開によってはスパイ部屋が襲撃を受け、命を狙われる状況に陥ることもあるといいます。

開発元の説明によると、本作でもっとも重要なのはプレイヤー自身の命を守ることであり、あらゆる物事を疑ってかかる姿勢が求められるとのこと。誰を信頼すべきか、あるいは何も信じるべきではないのかを見極めることがゲームの核になるようです。

本作を手がけるYesterday's Sandwichは小規模なインディーゲームスタジオで、『The Watcher』が同スタジオのデビュー作となります。現時点で発売日は明らかになっていません。

参照元: AUTOMATON