Barkbyte Interactiveは、1980年代の報道局を舞台にしたナラティブスリラー『Static Hour』を発表しました。PC(Steam)向けに配信予定で、ストアページには日本語対応が記載されています。
夜勤の編集者として謎のロックダウンに迫る
本作の舞台は、奇妙な暴力事件が相次ぎ、家族同士が争い、政府によるロックダウンと軍の派遣によってパニックに陥った小さな町。プレイヤーは報道局の夜勤担当ニュース編集者となり、ジャーナリストとしての勘を頼りに、当時のアナログ技術を駆使して情報を集めていきます。
ゲームプレイでは、回転式名刺ホルダーをめくって連絡先を探し、黒電話で取材を行い、緊急警報に耳を澄まし、警察無線を傍受して手がかりを集めることになります。時にはスクープのため、同僚の机を漁るような踏み込んだ調査も選択肢に入ります。現場記者を誰に派遣するか、限られた放送時間で何を伝えるか、そして連邦通信委員会の規制の中で情報の裏付けをどう取るかといった判断を、プレイヤーは一人で下していきます。
音を頼りに真相を追う特徴的なシステム
『Static Hour』の大きな特徴は、電話、報告、緊急警報、無線受信機からの信号など、ほぼ音の情報だけで謎を解き明かしていく点にあります。プレイヤーは局から一歩も外に出ることなく、外の世界で何が起きているのかを、入ってくる報告だけを頼りに把握していくことになります。
また、プレイヤーが何を放送するかによって町の反応が変化する仕組みが導入されています。正確な報道は町を落ち着かせる一方、不安をあおる情報や裏付けの取れていない情報を流せば、市民にパニックを引き起こす可能性があるとのことです。矛盾した情報や不完全な情報の中から何を市民に伝えるべきかを見極める、不確実性が生む緊張感が本作の核となります。
1980年代の報道機器を再現
ゲーム内ではCRTモニター、回転式名刺ホルダー、ダイヤル式電話、無線受信機といった当時の報道機器が登場し、1980年代の報道局の雰囲気を再現しています。町を真実へと近づけるか、静寂の闇へと沈めるかは、プレイヤーの判断次第となります。
参照元: Game*Spark