スクウェア・エニックス・ホールディングスは、2027年3月期第1四半期(2026年4月1日〜6月30日)の連結決算を発表しました。売上高は784億2300万円となり、デジタルエンタテインメント事業、とりわけHDゲーム分野を中心に大幅な増収増益を記録しています。
デジタルエンタテインメント事業が牽引
決算発表によりますと、デジタルエンタテインメント事業の売上高は499億6000万円で前年同期比51.8%増、営業利益は155億8300万円で同91.8%増となりました。会社全体では前年同期から約192億円の増収を果たしていますが、そのうち約170億円が同事業によるものであり、業績を大きく押し上げる結果となっています。
HDゲーム分野については、売上高が177億円で前年同期から88億円増、営業利益は61億円で同51億円増と報じられています。Windows、Xbox Series X|S、Nintendo Switch 2向けに展開された新作タイトルが底堅く推移したほか、カタログタイトルの販売も伸長したと同社は説明しています。第1四半期に投入された『ファイナルファンタジーVII リバース(FINAL FANTASY VII REBIRTH)』のマルチプラットフォーム展開などが寄与したかたちです。
MMO分野と通期見通し
MMO分野については、最新拡張パッケージの発表を受けてアクティビティが改善した一方、2027年初頭発売予定の拡張パッケージ「8.0」に向けた関連費用を先行計上したことから、利益は約3000万円の微増にとどまったとのことです。
なお、第1四半期が大幅な増収増益となったにもかかわらず、通期業績予想は据え置かれています。決算説明資料に掲載された新作ラインナップを見る限り、現時点で年度後半に大型タイトルが集中している状況ではなく、第1四半期の収益水準がそのまま年間を通して継続するとは見込んでいないことがうかがえます。
詳細については、スクウェア・エニックス・ホールディングスが公開している決算説明資料で確認できます。
参照元: 4Gamer.net