映画『モータルコンバット2』初期反応が好評、「最初からこうあるべきだった作品」との声

映画『モータルコンバット2』初期反応が好評、「最初からこうあるべきだった作品」との声

映画『モータルコンバット2(Mortal Kombat 2)』の初期試写後の反応がSNS上で公開され、前作と比較して肯定的な評価が多く寄せられていることが分かりました。海外メディアEurogamerが報じています。

「あらゆる面で前作を上回る」との評価

本作は2021年公開の『モータルコンバット』の続編にあたり、前作から続投するサイモン・マッコイドが監督を務め、脚本にはドラマ『ムーンナイト』を手掛けたジェレミー・スレイターが新たに参加しています。

正式なレビュー解禁前の段階ながら、試写を鑑賞した批評家やジャーナリストからは好意的なコメントが目立っています。映画評論家のMichael Lee氏は「戦闘描写は血みどろで、緊張感も前作以上。キャラクター同士のダイナミクスも強化されている」とし、カール・アーバン演じるジョニー・ケイジのコメディ要素や、アデリン・ルドルフ演じるキタナの感情表現を評価しました。

また、Comic BookのChris Killian氏は「ほぼあらゆる面で前作からの明確な進化を遂げている」と評し、戦闘シーン、衣装デザイン、フェイタリティの過激さの向上に加え、原作ゲームへの忠実さを保っている点を挙げています。ジャーナリストのHunter Bolding氏も「ゲームらしいスタイル、観客を沸かせる場面、満足感のあるストーリーが揃っている」とコメントしています。

ジョニー・ケイジ像の再構築

脚本のジェレミー・スレイター氏は、海外メディアTheGamerのインタビューで、ジョニー・ケイジというキャラクターの描き方について語っています。原作ゲームでは「地球上で最大の映画スター」という設定であるケイジについて、その状態から物語を始めるとキャラクターの成長余地が乏しくなるため、本作ではかつて全てを手にしながら現在はそれを失いつつある、より脆弱な立場の人物として描いたとのことです。

ケイジ役を演じたカール・アーバン氏は、役を引き受けた際に自身の息子たちから「大きなファンベースがある作品だから、絶対に失敗するな」と釘を刺されたことを明かしています。スレイター氏の脚本を読んでからは、エゴに支配されていない人物造形に安心したと述べています。

公開スケジュール

前作『モータルコンバット』は批評家からの評価こそ芳しくなかったものの、観客スコアは85パーセントを記録し、劇場およびHBO Maxでの興行的成功により今回の続編製作が決定した経緯があります。

映画『モータルコンバット2』は、アメリカで5月8日に劇場公開予定で、その他の地域でも同週中に順次公開されます。イギリスでは5月15日公開予定とのことです。

参照元: Eurogamer