海外PCメーカーのMETA PCsは6月27日、ゲーミングデスクトップPC「STEAMROLLER」を発表し、予約受付を開始しました。価格は1299ドル(約21万円)です。本製品は、ValveのSteamOSを標準搭載するサードパーティ製デスクトップPCとして初の製品になると見られています。
SteamOSを標準搭載するサードパーティ製デスクトップ
SteamOSは、Valveが開発したLinuxベースのオペレーティングシステムです。Steam Deckや、6月23日に発売されたSteam Machineにも採用されており、Steamでのゲームプレイに最適化されたUXを備えています。Proton互換性レイヤーによってWindows向けゲームの動作にも一部を除いて対応するほか、デスクトップモードへの切り替えで通常のLinux PCとしての利用も可能です。
ValveはサードパーティーへのSteamOSのライセンス供与を行っており、これまでにはLenovoの携帯型ゲーミングPC「Legion Go S」での採用例がありました。デスクトップ型では、今回のSTEAMROLLERが初のケースとなる見込みです。
スペックと特徴
STEAMROLLERはJonsbo D32ケースを採用し、主なスペックは以下の通りです。
- CPU: AMD RYZEN 5 9600X
- GPU: AMD RADEON RX 7600
- メモリ: 16GB DDR5-5600
- ストレージ: 1TB M.2 NVMe SSD
- 電源: 650W 80PLUS GOLD
本機は1080p解像度でのゲームプレイを念頭に構成されており、『Counter-Strike 2』『サイバーパンク2077(Cyberpunk 2077)』『エルデンリング(ELDEN RING)』『バルダーズ・ゲート3(Baldur's Gate 3)』などが高フレームレートで動作するとされています。
また、一般的なPCパーツで構成されているため、GPUの交換やメモリの増設といったユーザーによるパーツ換装が可能な点もアピールされています。
SteamOS搭載PCの広がりに注目
ValveのSteam Machineは6月23日に発売され、国内外で即日売り切れとなる人気を博しました。サードパーティ製デスクトップPCの第一弾となるSTEAMROLLERが市場でどのような反響を得るのか、また今後他社が追従する動きを見せるのかが注目されます。
なお、ValveはSteamOSを無料で配布しており、ユーザーは自身のPCにインストールすることも可能です。公式にはLenovo Legion GoやASUS ROG Allyシリーズなど、AMD搭載の携帯型PCデバイスがサポート対象とされています。
参照元: AUTOMATON