『Marvel's Wolverine』9月15日発売、開発陣がローガン像の作り込みを語る

『Marvel's Wolverine』9月15日発売、開発陣がローガン像の作り込みを語る

Insomniac Gamesが開発するPlayStation 5向けアクションアドベンチャー『Marvel's Wolverine』が、2026年9月15日に発売されることが明らかになりました。発売に先駆けて、開発チームがローガンというキャラクターの表現やゲームデザインに関する詳細を公式ブログで語っています。

『Marvel's Spider-Man』とは異なるアプローチ

クリエイティブディレクターのMarcus Smith氏は、同スタジオが手がけてきた『Marvel's Spider-Man』シリーズとは異なるアプローチが必要だったと説明しています。ピーター・パーカーやマイルズ・モラレスがニューヨークという舞台に強く結びついたオープンワールド作品であるのに対し、本作は「より近距離で、内臓に響くような、地に足のついた」体験を目指しているとのことです。

シニアアートディレクターのGrant Hollis氏によれば、ローガンの本質を捉える上で最も重要だったのはクロー(爪)とそれを用いた戦闘とのことです。「ローガンはタンクで、少し荒っぽく、破壊をいとわない」という方向性のもと、血や破壊、ダメージ表現に力を入れたと述べています。

スーツデザインと声優

主人公が着用する「Battle Reborn」スーツについては、1980年代のブラウン&イエロー、そしてイエロー&ブルーの配色から着想を得つつ、独自のアレンジを加えたと説明されています。より現実味のある世界観に合わせ、ミリタリー装備やバイク用ボディアーマーなど実在するアイテムを参考にした、戦術的な質感を持つデザインになっているとのことです。最終的には黄色をベースに、ブラウンよりも黒に近い色を組み合わせた仕上がりになっています。

ローガン役はLiam McIntyre氏が担当。ナラティブディレクターのWalt Williams氏は、獣のような激しさと穏やかな優しさという二面性を表現できる俳優であるとコメントしています。

登場キャラクターと敵勢力

物語には、セイバートゥース、ミスティーク、ジーン・グレイといった仲間・宿敵が登場します。Smith氏は、内向的なローガンをあえて対立を抱えたチームに配置することでドラマ性を高めたと語っています。特にセイバートゥースとの関係については、Team Xでの過去を掘り下げ、共闘と敵対の間で揺れ動く「兄弟のような」関係性として描かれるとのことです。

敵対勢力としては、サイボーグ傭兵集団「リーバーズ」と、古代の戦術と致死性の高い武器を扱う「ザ・ハンド」が登場することが明らかにされています。

アニメーションの方向性

シニアアニメーションディレクターのBrian Wyser氏は、ウルヴァリンをあらゆる武術に精通した「ブロウラー(喧嘩屋)」として、一度に多数を制圧できる戦闘スタイルに仕上げたと説明しています。また、走り出す際の四足歩行的な動きをトラバーサル(移動)に取り入れるなど、「ウルヴァリンの中の動物性」を引き出すことをアニメーションの柱に据えたとのことです。

『Marvel's Wolverine』はPlayStation 5向けに2026年9月15日発売予定です。

参照元: PlayStation.Blog