日本一ソフトウェアが7月30日にリリースを予定している生活シミュレーションゲーム『ほの暮しの庭』について、企画・ゲームデザインを担当する溝上侑氏と開発責任者の勝又美桜氏へのインタビュー記事が、AUTOMATONにて公開されました。本作のコンセプトや、ホラー要素との比重について語られています。
コンセプトは「因習村で暮らそう!」
『ほの暮しの庭』は、ホラーゲーム『夜廻』シリーズのスタッフが手がける生活シミュレーションゲームです。舞台となるのは、四季折々の表情を見せる山奥の小さな集落「彼ヶ津(かがつ)村」。プレイヤーは主人公として同村に移り住み、広大な庭での野菜栽培や畜産、狩猟、釣りといった田舎暮らしを体験します。
発表時点から、夜の村にお化けらしき存在が登場するメインPVや、公式Xでの「犬と猫は死にません!」という投稿などが話題を集め、ホラー要素への注目が高まっていました。インタビューにおいて溝上氏は、本作のコンセプトを「因習村で暮らそう!」と表現。どこか不穏な空気をまとった田舎の村で暮らすことをテーマにしており、農場経営に限らず、村に根付いた生活様式や慣習を楽しめる作品だと説明しています。
プレイ時間の約8割は農場シミュレーション
溝上氏によれば、プレイ時間の配分では本作の約8割が農場シミュレーションになるとのことです。意識しているのは「ホラー」というよりも、彼ヶ津村や物語の「不穏さ」だといい、血が噴き出すような描写やジャンプスケアではなく、人間の怖さや秘密にされていることへの恐怖といった要素が中心になると語られています。
夜の村を探索するパートについては、『夜廻』シリーズのファンが馴染みやすい手触りに仕上げているとのこと。一方で、村に出現するお化けが毎晩異なるという、本作独自の仕様が用意されています。プレイヤーがほのぼのとスローライフを送るなかで、ふとしたタイミングに不穏なイベントが差し込まれる「緊張と緩和」のバランスが特徴とされています。
「あんしん暮しモード」も搭載
本作には、怖いことが起きない「あんしん暮しモード」も用意されています。農場シミュレーション部分を自分のペースで楽しめる仕様となっており、勝又氏は同モードだけでも約100時間は遊べるボリュームを備えていると述べました。
また、話題となった「犬と猫は死にません!」という公式Xの投稿については、農場シミュレーションのプレイヤーが安心して動物と触れ合えるようにという意図に加え、『夜廻』シリーズファンに向けた遊び心も含まれていたことが明かされています。
『ほの暮しの庭』はNintendo Switch/Nintendo Switch 2/PlayStation 5/PC(Windows/Steam)向けに7月30日リリース予定。通常価格は税込9020円(Nintendo Switch版のみ税込7920円)で、Nippon1.jpショップでは特典付きの限定版なども販売されます。
参照元: AUTOMATON