心理ホラー『BrokenLore: Don't Lie』Xbox Series X|SとPC向けに配信開始

心理ホラー『BrokenLore: Don't Lie』Xbox Series X|SとPC向けに配信開始

Serafini Productionsは、心理ホラーシリーズ最新作『BrokenLore: Don't Lie』をXbox Series X|SおよびPC向けに配信開始したと発表しました。日本を舞台に、ひきこもりという社会現象を題材とした作品となっています。

主人公はひきこもりの女性「ジュンコ」

本作の主人公は、ひきこもりの若い女性ジュンコです。外の世界から遠ざかるにつれて記憶と現実の境界が崩れ始め、見慣れた場所が彼女の過去を映し出す空間へと変貌していきます。プレイヤーはジュンコを操作し、長年抑え込んできた人々や経験、感情と向き合いながら、自我を失う前にトラウマ的な過去を乗り越えていくことになります。

Serafini ProductionsのCEO兼創設者であるSebastiano Serafini氏によると、ひきこもりを題材に選んだ背景には、同氏が長年日本で生活し、日本における社会的引きこもりの議論や受け止められ方を目にしてきた経験があるとのことです。ただし、孤立や社会的引きこもりは日本特有の問題ではなく、日本という視点から関心を持つようになったテーマだと説明しています。

前作『Don't Watch』との関係

『BrokenLore: Don't Lie』は単独作品として遊べる一方で、シリーズ前作『BrokenLore: Don't Watch』とも繋がりのある物語となっています。ジュンコと『Don't Watch』の主人公シンジは、2020年にリハビリセンターで出会った設定で、両者ともそれぞれ異なる精神的疾患の治療を受け、ひきこもりとなった経緯を持ちます。『Don't Watch』がシンジの物語であるのに対し、『Don't Lie』はジュンコの物語として描かれます。

Serafini氏は、BrokenLoreシリーズについて「断片的な物語」を志向していると述べています。各作品はそれぞれ独立して楽しめる一方で、より深く探求したいプレイヤーには断片同士が徐々に繋がっていく構造になっているとのことです。

AIコンパニオンとの関係性もテーマに

最新作ではもう一つのテーマとして、人々とAIコンパニオンの関係性も扱われています。情報検索だけでなく、個人的な悩みの相談や助言を求めてAIツールに頼る人が増えている状況を観察したことが、本作に登場するキャラクター「ミキちゃん」の着想に繋がったとのことです。

Serafini Productionsは、パブリッシャーのWired Productionsおよび松竹との協業のもと、今後もBrokenLoreユニバースにおいて描きたいテーマやキャラクター、物語が数多くあると明らかにしています。

参照元: XBOX Wire