『アサシン クリードIV ブラック フラッグ Resynced』PS5 Pro向け強化点が公開

『アサシン クリードIV ブラック フラッグ Resynced』PS5 Pro向け強化点が公開

Ubisoftは2026年6月29日、PlayStation Blogにて『アサシン クリードIV ブラック フラッグ Resynced(Assassin's Creed IV: Black Flag Resynced)』のPlayStation 5およびPlayStation 5 Pro向けグラフィック強化に関する詳細を公開しました。本作の発売日は2026年7月9日です。

Anvilエンジン最新版で再構築

開発元によれば、本作は従来のリマスターではなく、最新版のAnvilエンジン上でゼロから再構築されたタイトルとのことです。オリジナルの雰囲気を維持しつつ、ほぼすべてのシステムが現代化されているとしています。

PS5版・PS5 Pro版ともに、60fps動作オプション、HDR対応、Dolby Atmos対応、DualSenseワイヤレスコントローラーのハプティックフィードバックに対応します。

レイトレーシングによる動的ライティング

本作のライティングシステムは、ハードウェアアクセラレーション対応のレイトレーシングを用いた完全動的方式に刷新されました。時間帯、天候、環境の変化に世界がリアルタイムで反応し、屋内には屋外光が正確に差し込む仕様となっています。

レイトレース・グローバルイルミネーション(RTGI)はPS5・PS5 Proの全グラフィックモードで有効化されます。レイトレース反射についてはPS5ではBalancedおよびFidelityモード、PS5 Proでは全モードで利用可能とのことです。

また、ジオメトリ処理にはマイクロポリゴンパイプラインが採用され、距離や視点に応じてジオメトリが連続的に細分化される仕組みが導入されました。PS5の高速SSDを活用することで、従来のLOD切り替えに見られるポップインを抑制するとしています。

PS5 Pro限定の強化要素

PS5 ProではGPU性能とレイトレーシング性能の向上を活かし、全モードでRTGIとレイトレース反射の双方が有効化されます。

さらに、髪の表現も拡張されます。従来のヘアカード方式に加え、ストランドベースの髪レンダリングに対応。PS5 Proでは主人公エドワードの髪が全モードでストランドベース表現となり、Fidelityモードではゲームプレイ中に近接する群衆キャラクターにも適用されます。シネマティック時はモードを問わず全キャラクターにストランドベース表現が用いられるとのことです。

また、最新版のPlayStation Spectral Super Resolution(PSSR)にも対応し、画質再構成の精度向上が図られています。

海洋表現と天候シミュレーション

シリーズの中核要素である海の表現は、物理ベースレンダリングを基盤とする新たな水面システムに刷新されました。新たなテッセレーション技術、ボリュメトリックな泡の生成、動的な気泡システムなどが導入されています。

天候についてはAnvilエンジンのシステミックシミュレーション機構「Atmos」が担当し、気温、湿度、風、水蒸気密度などの変数をリアルタイムで連動させて演算する仕組みです。風は雲や海上の嵐だけでなく、植生、布、帆、髪などにも影響を及ぼすとされています。

『アサシン クリードIV ブラック フラッグ Resynced』はPlayStation 5およびPlayStation 5 Pro向けに7月9日発売予定です。

参照元: PlayStation Blog