『Type Help』のリメイク版『ギャリー邸事件』、7月14日にSteam配信へ

『Type Help』のリメイク版『ギャリー邸事件』、7月14日にSteam配信へ

デベロッパーのEvil TroutおよびWilliam Rous氏は、共作タイトル『ギャリー邸事件(The Incident at Galley House)』を7月14日にリリースすると発表しました。対応プラットフォームはPC(Steam)で、ゲーム内の日本語表示にも対応します。

高評価パズルミステリー『Type Help』のリメイク作品

本作は、2025年にリリースされたパズルミステリー『Type Help』のリメイク作品です。物語の舞台は1936年。空き家であったはずのギャリー邸で、何か恐ろしい出来事が起きたであろう血まみれの惨状が発見されます。しかし、真相は解明されないまま数十年が経過しました。プレイヤーは、過去の残響を聞くことができる奇妙な機械を使い、ギャリー邸事件の真相を突き止めていきます。

原作の『Type Help』はテキストのみで表現された作品で、プレイヤーが操作する機械の画面だけが描画されるスタイルが特徴でした。プレイヤーはテキストコマンドを入力することで過去の出来事を閲覧し、推理を進めていく構造となっています。

3Dインターフェースとフルボイス・フルイラストで一新

リメイクとなる『ギャリー邸事件』では、グラフィック面が大きく刷新されます。プレイヤーが操作する機械は3Dインターフェースで提供され、過去の出来事はフルボイス・フルイラストで描かれるとのことです。また、無音であった原作に対し、本作ではオリジナルの不気味なサウンドが用意されているほか、新しいパズルやコンテンツも追加されています。

原作は各賞で高評価を獲得

原作『Type Help』は、リリース当初は口コミで評判が広まった作品とみられ、Redditでも話題を呼びました。日本のプレイヤーからも定期的にプレイ報告や推薦の声が上がっています。メディアからの評価も高く、思考力が問われる「考えるゲーム」を表彰する「The 3rd Annual Thinky Awards」では、無料ゲームを対象としたBest Free Gameを受賞。さらにインディーゲームを対象とした「2026 Independent Games Festival Awards」では、優れた物語を表彰するExcellence in Narrative部門にノミネートされています。

原案者のWilliam Rous氏は個人のゲーム開発者で、『Type Help』のほか『Escape! Frog Prison』や『Adventure Game』などを制作しています。また、リメイク版の開発を担当するEvil Troutは、推理アドベンチャー『The Roottrees Are Dead』を手がけたチームです。Rous氏は『Type Help』のインスパイア元として『Her Story』『Return of the Obra Dinn』、そして『The Roottrees Are Dead』を挙げており、本リメイクは両者の縁から生まれた形となります。

『ギャリー邸事件』はPC(Steam)向けに7月14日に配信予定です。

参照元: AUTOMATON