5月28日に『ストリートファイター6(Street Fighter 6)』へ追加された新キャラクター「イングリッド」に、隠しコマンドによって発動する強化状態が存在することが発見され、SNSで話題となっています。ユーザー間ではこの状態は「暗黒イングリッド」と呼ばれており、開発中止となった『CAPCOM FIGHTING ALL STARS(カプコン ファイティング オールスターズ)』に登場予定だった技を含む、複数の専用技が使用可能となります。
発動には2段階のコマンド入力が必要
強化状態に入るためには、まず後ろアピール(←+弱中強P+弱中強K)でモナド体と交代したのち、しばらく待機してイングリッドが登場するタイミングで「弱P→弱P→←→弱K→強K」を入力する必要があるとのことです。
実践での運用は現実的ではないものの、トレーニングモードなどで確認することができ、SNSではコンボ開発も進められています。同様の隠し強化状態は、すでに実装されている「SiNベガ」や「SiN豪鬼」にも存在しており、それらに連なる要素となっています。
「サンオクトパス」を含む3種の専用技
強化状態のイングリッドが使用可能となる技は、いずれも『CAPCOM FIGHTING ALL STARS』時代の設定に由来するものです。
まず幻の技として知られる「サンオクトパス」は、本体を含む4人のイングリッドで相手を投げるコマンド投げ技で、SA2扱いとなります。コマンドは「←↙↓↘→↗+KK」で、本来は『CAPCOM FIGHTING ALL STARS』のドラマチックフィニッシュ用に用意されていた技です。
もう一つは「↓↙←↓↙←+K」で発動する突進技で、アーマー付きであるうえに、ヒット時には相手のドライブゲージをすべて削り、バーンアウト状態にする効果があります。
そして「↓↓+PPP」で発動するレーザー技は、通常技「サンフレア」の強化版にあたるもので、サンシンボルのストックを消費することなく5000ダメージを与えることが可能とされています。
イングリッドは約20年ぶりの格闘ゲーム参戦
イングリッドは、開発中止となった『CAPCOM FIGHTING ALL STARS』で初めて存在が明らかになり、2004年稼働の『CAPCOM FIGHTING Jam(カプコン ファイティング ジャム)』が初登場作品となったキャラクターです。その後『ストリートファイターZERO3↑↑(ダブルアッパー)』や『プロジェクトクロスゾーン2』に登場したのち、約20年ぶりに『ストリートファイター6』へ参戦しました。
「暗黒イングリッド」自体は、2016年にカプコン公式の「シャドルー格闘家研究所」で初公開されたキャラクター設定です。同サイトでは、闇スキル全振りでイングリッドの上位互換にあたる存在として紹介されています。
参照元: 電ファミニコゲーマー