大航海RTS『Rise of Piracy』開発者インタビュー、『Cosmoteer』に影響を受け陣形システムを刷新

大航海RTS『Rise of Piracy』開発者インタビュー、『Cosmoteer』に影響を受け陣形システムを刷新

IrishJohnGamesが開発し、PC向けに早期アクセス配信中の大航海アクションアドベンチャーRTS『Rise of Piracy』について、開発者であるJohn氏へのインタビュー記事がGame*Sparkにて公開されました。本作の開発背景や影響を受けた作品、今後の方針などが語られています。

海と陸が連動する独自のRTS

『Rise of Piracy』は、シングルプレイヤー向けの大航海アクションアドベンチャーRTSです。アクションアドベンチャーの「冒険感」とRTSの「戦略性」を融合させた点が特徴で、Steamにて1,640円で早期アクセス配信中となっています。記事執筆時点では日本語には対応していません。

開発者のJohn氏は、本作が他作品と一線を画する点として「キャンペーンの進行と探索の融合」と「陸と海で同時に展開される戦闘」を挙げています。海上の艦隊からの支援砲撃で地上部隊の進撃をバックアップするといった、海戦と地上戦を組み合わせた連携プレイが可能とのことです。

John氏は『Total War』や『Mount & Blade』のような、戦略画面と戦闘画面が分かれているスタイルを好んでおり、本作ではそれをさらに発展させ、艦隊で敵海軍と交戦したのち乗員を上陸させて陸上拠点を占拠するといった一連の体験を実現したと述べています。

影響を受けた作品と開発の経緯

本作の最大のインスピレーション源として挙げられたのは、1999年に欧米でPC向けに発売されたカリブ海を舞台とするRTS『Cutthroats: Terror on the High Seas』です。また、キャラクター成長システムやキャンペーンとの分離といった要素については『Mount & Blade』からヒントを得たとしています。歴史ドラマ「Black Sails/ブラック・セイルズ」も開発を決断する後押しになったそうです。

直近では宇宙船建造ゲーム『Cosmoteer』からも影響を受けており、同作の奥深いシステムやカスタマイズ性をきっかけに、本作の「陣形システム」を作り直したことが明かされています。

John氏は元々ソフトウェアエンジニアとして約13年間働いていましたが、Steamページの公開とMicroProseとのパブリッシング契約が決まったことで、ゲーム開発に専念できるようになったと振り返っています。

早期アクセスでの反響と今後の方針

早期アクセス開始後は予想を上回る反響が寄せられているとのこと。コミュニティから多くの提案やリクエストが届いたことを受け、直近のパッチで導入された「拠点の管理機能」については、当初予定していた仕様をほぼすべて書き直したと語っています。

日本語を含む多言語ローカライズについては将来的に実装予定としていますが、UIの大幅な改修も必要になるため、開発の後半に着手される見込みです。配信や収益化については問題ないとしており、引き続きコミュニティからのフィードバックをもとに改良を続けていく方針が示されました。

参照元: Game*Spark