Xboxは公式ポッドキャストにて、Asobo Studioが開発する『Resonance: A Plague Tale Legacy』の最新情報を公開しました。本作はXbox Series X|S、PC(Xbox on PC)、Game Pass向けに、2026年8月27日に発売予定です。リードプロデューサーのEric Chort氏が、ゲームの舞台、ストーリー、戦闘システムなどについて語りました。
シリーズの新章、主人公はソフィア
本作は『A Plague Tale』シリーズの新章で、『A Plague Tale: Requiem』(2022年)に登場したサブキャラクター、ソフィアを主人公に据えた作品となります。Chort氏によれば、『Requiem』でHugoとAmiciaの物語に一区切りをつけた後、シリーズを継続する方法を模索する中で、ソフィアを主人公にすることは「自然な選択だった」とのことです。
舞台にはギリシャ神話の要素が取り入れられており、ロゴには迷宮と光る糸のモチーフが描かれています。ミノタウロスや迷宮といったギリシャ神話の題材を、シリーズおなじみの14世紀ヨーロッパを背景とした歴史的リアリティと組み合わせ、独自の解釈で再構築しているとのことです。開発チームは、実在するギリシャやローマ、エジプトの史跡を基盤にしつつ、神話をアレンジして本作の世界観を作り上げたと説明しています。
戦闘システムを一新、参考タイトルは『Ghost of Tsushima』
『Resonance』では、これまでのシリーズと大きく異なり、アクション要素が強化されています。過去作の主人公Amiciaがステルスと戦闘回避を軸としていたのに対し、ソフィアは双剣を使った直接的な戦闘スタイルを持ちます。
開発チームは戦闘設計にあたり、反応性の高い操作感、機動力、そして「1対多数」の状況を意識したと述べています。ソフィアは素早く動ける一方で耐久力は低く、被弾すると短時間で倒されるバランス設定となっています。ただし、敵を倒すことで体力を回復できる仕組みが導入されており、プレイヤーが防御に徹するのではなく、積極的に攻撃を仕掛けることを促す設計になっているとのことです。
そのほか、グラップリングフック、投擲用のボトル、ダガーといったアクションも用意されています。スキルツリーによる強化要素も存在し、チャージ攻撃時に無敵フレームを得るスキルなど、リスクとリターンを伴う成長要素が組み込まれています。Chort氏は、戦闘中心のゲーム開発はスタジオにとって初の試みであり、多数のプレイテストとイテレーションを重ねたと語り、参考タイトルとして『Ghost of Tsushima』の名前を挙げました。
舞台はヴェネツィアや地中海、コントラストで描く「Plague Tale」らしさ
舞台の一つはヴェネツィアで、地中海の島々も登場します。過去作の陰鬱な雰囲気とは対照的に、明るく開放的なロケーションが特徴となりますが、Chort氏は「物語が進むにつれて島の奥深くに入り、想像より暗い側面が見えてくる」と述べ、コントラストによってシリーズらしさを表現していると説明しました。
タイトルの「Resonance」については、音の共鳴と感情の共鳴という二つの意味を持たせており、いずれもゲームの重要な要素と関わっているとのことです。
参照元: Xbox Wire