Razerは2026年5月13日、競技向けテンキーレスキーボード『Huntsman V3 Tenkeyless 8KHz』を発売しました。価格は26,980円で、ラピッドトリガーや8000Hzポーリングといった競技向け機能を備えながら、上位モデルから1万円安い価格設定となっています。
上位モデルから一部機能を省略し価格を抑制
本製品は、2025年11月に発売された上位モデル『Huntsman V3 Pro Tenkeyless 8KHz』(36,980円)から、専用ダイヤル・メディアボタン・リストレストを省いた構成となっています。一方で、ラピッドトリガー、Snap Tap、8000Hzポーリングといった競技性能の中核を担う機能はそのまま継承されており、スイッチやキーキャップ、トッププレートといったハードウェア構成も上位モデルと同等とのことです。
本体サイズは362×140×38mm、重量は711g。角度調節用のキックスタンドを備えています。キー配列はUS英語配列のみの提供で、日本語配列を求める場合は別途『Huntsman V3 Pro Tenkeyless 8KHz JP』(36,980円)が選択肢となります。
第2世代アナログ光学スイッチと8000Hzポーリングを搭載
搭載されているのは、Razerが手がける第2世代のアナログ光学スイッチです。光によってキーの押し込み量を検知する構造により、物理的な接点を持たず、デバウンス遅延が発生しない設計となっています。アクチュエーションポイントは0.1mm〜4.0mmの範囲で調整可能で、押下圧は40g、キーストローク寿命は1億回が確保されています。
ラピッドトリガー機能は、キーが0.1mm上方向に動いた時点で入力をリセットする仕組みで、FPSにおけるカウンターストレイフなどの動作に有効とされています。さらに、2つのキーを同時押しした際に後から押されたキーの入力を優先する「Snap Tap」機能も搭載。デフォルトではAキーとDキーが割り当てられており、FN+左Shiftで即座にオン・オフを切り替えられます。Razerの設定ソフトウェアから最大4ペアまでカスタム設定も可能です。
ポーリングレートは最大8000Hzに対応。Razer公式の数値では、スイッチ作動からUSBポート受信までのレイテンシーは0.58msとされています。
ソフトウェア不要のオンボード設定に対応
アクチュエーションポイントとラピッドトリガーの感度は、キーボード本体から直接変更できます。設定操作中は数字キー列のRGBライティングが現在の設定値を示すフィードバックとして機能します。変更した設定は最大6プロファイルまでオンボードメモリに保存できるため、ソフトウェアをインストールせずに運用することが可能です。
また、Chromiumベースのブラウザからインストール不要でアクセスできる「Razer Synapse Web」にも対応しており、ソフトウェアの導入が制限される競技会場などでもプロファイルの管理が行えます。より詳細なカスタマイズは「Razer Synapse 4」から利用可能です。
販売はRazer公式サイトおよびAmazonなどの取扱店で行われていますが、Amazonでは5月15日時点で在庫切れとなっていることが報じられています。
参照元: FPSjp.net