『Quake』30周年記念、新エピソード「Dawn of the Machine」を無料配信

『Quake』30周年記念、新エピソード「Dawn of the Machine」を無料配信

id Softwareの名作FPS『Quake』の30周年を記念し、MachineGamesとid Softwareが共同開発した新エピソード「Dawn of the Machine」が、PlayStation 5およびPlayStation 4向けに無料アップデートとして配信を開始しました。全19マップからなるキャンペーンに加え、新規サウンドトラックとデスマッチマップが収録されています。

30周年を祝う大型無料アップデート

1996年に登場した『Quake(クエイク)』は、3D空間におけるFPSの草分けとして、その後のジャンルの発展に多大な影響を与えた作品です。ローカル・オンラインでのデスマッチプレイや、北米最大級のLANイベント「QuakeCon」の開催など、FPS eスポーツの興隆にも大きな役割を果たしてきました。今年はQuakeConも30周年を迎える節目の年となっており、その記念に合わせる形で今回のエピソードが投入されました。

MachineGamesのリードレベルデザイナーであるAndrew Yoder氏によれば、本エピソードの開発にあたっては3つの目標が掲げられたとのことです。ひとつめは『Quake』30周年の祝賀、ふたつめはベテランプレイヤーへの新しい体験の提供、そしてみっつめは、AAAタイトルと比較して小規模なプロジェクトを通じたスタジオ内での協業機会の創出です。

連続進行型のキャンペーンと新武器

過去にMachineGamesとid Softwareがリリースしてきた「Call of the Machine」や「Dimension of the Machine」といったエピソードでは、エリアごとに進行状況がリセットされる従来型のハブ構造が採用されていました。これに対し「Dawn of the Machine」では、進行状況が引き継がれる連続型のキャンペーン構造が採用されています。

ストーリーでは、主人公Rangerが時間がループする幻影の次元に囚われるところから始まります。プレイヤーはループを打ち破る方法を模索しながら、体力や弾薬のアップグレードを発見し、最終的にRangerを閉じ込めている元凶「The Nightmare Machine」の打倒を目指します。

登場する敵には、Rocket Ogre、Demo Dog、Blood Shamblerといったシリーズおなじみのモンスターに危険な変化を加えたバリエーションが用意されています。プレイヤー側も、跳弾で攻撃するLaser Cannonや、雷を纏うSuper Axeといった新たな武器バリエーションで対抗することになります。

サウンドトラックも新規収録

新規サウンドトラックは、MachineGamesのAdvanced Level DesignerであるChristian Plogfors氏が手掛けました。同氏は本エピソードに2つのレベルを寄稿するとともに、エピソードの幻想的な世界観にマッチしたダークかつアンビエントな楽曲群を制作したとのことです。

Yoder氏は今回の開発について、「チームは『Quake』とそのレガシーに多くのものを負っている」とコメントし、コミュニティやid Softwareへの謝意を示しています。

参照元: PlayStation.Blog