天空は2026年7月30日、ONE-NETBOOK Technologyが開発する携帯型ゲームPC『OneXPlayer 3』を2026年9月上旬に国内発売すると発表し、予約受付を開始しました。Intelが携帯型ゲームPC向けに開発したSoC「Intel Arc G-Series」の上位モデル「Intel Arc G3 Extreme」を採用する点が大きな特徴となっています。
Intel Arc G3 Extremeによる性能向上
『OneXPlayer 3』が搭載する「Intel Arc G3 Extreme」は、14コアのCPUと内蔵GPU「Intel Arc B390」、AI処理用のNPUを統合したプロセッサです。Intel独自の超解像度・フレーム生成技術に対応します。
ONE-NETBOOKの検証によると、グラフィックスベンチマーク「3DMark」において、前世代SoCの「Core Ultra 7 258V」と比較して約1.5倍の性能向上を実現したとのことです。またグラフィックス設定を「低」にした状態ではあるものの、『黒神話:悟空(Black Myth: Wukong)』や『サイバーパンク2077(Cyberpunk 2077)』を平均100fps以上のフレームレートでプレイできるとしています。
ディスプレイと本体構成
本体には、8.8インチ、解像度1920×1200ドット、アスペクト比16:10、最大リフレッシュレート144Hzの有機ELディスプレイを搭載します。30〜144Hzの可変リフレッシュレートに対応し、HDR表示時の最大輝度は1100nitに達するとのことです。
ディスプレイ左右のゲームパッド部分は着脱可能で、取り外すことでタブレット端末のように使用できます。専用キーボードカバーを装着すればノートPCとしても利用可能です。また、別売りの「コントローラーコネクタ」と組み合わせることで、ゲームパッド部を単体のワイヤレスゲームパッドとしても利用できるようになっています。対応するコントローラーコネクタにはタッチパッドが備わっているとのことです。
冷却機構は空冷ファン、アルミフィン、大型のベイパーチャンバーを組み合わせた構成です。内蔵バッテリー容量は85Whで、充電器から本体に直接給電する「バイパス給電」に対応します。
インタフェースとMini SSD対応
インタフェースはUSB4×2、USB 3.2 Type-A×1、microSDカードスロット、4極3.5mmミニピンヘッドセット端子を搭載。加えて、中国Biwinが策定する独自ストレージ規格「Mini SSD」対応のカードスロットも備えます。Biwinは2026年6月にアイティーシーと日本国内における販売代理店契約を締結しており、今後国内でもMini SSDが入手しやすくなる可能性があります。
『OneXPlayer 3』の発売に合わせて、独自設定ソフトウェア「OneXConsole」もアップデートされる予定で、画面表示内容をAI翻訳する「AI Translation」機能や、超解像を行う「Magpie」の設定メニューが組み込まれるとしています。
なお天空は、『ONEXPLAYER 2』のIntel Arc G3 Extreme搭載モデルを8月7日に発売することも併せて発表しています。メインメモリ48GB、内蔵ストレージ1TB構成で、発売日までの予約で通常価格から1万円引きするキャンペーンも実施されるとのことです。
参照元: 4Gamer.net