新型『Steam Controller』レポート公開、トラックパッドとジャイロの操作感に高評価

新型『Steam Controller』レポート公開、トラックパッドとジャイロの操作感に高評価

Valveが2024年5月5日にリリースしたPC向けゲームコントローラー『Steam Controller』について、Game*Sparkが製品レポートを公開しました。発売後は購入希望者の殺到によりアクセスが集中し、5月19日の再販時にも待機ページで数時間待ちとなる状態が発生しているとのことです。

接続用アクセサリー「Puck」と多彩な操作系

新型『Steam Controller』のパッケージには、本体に加えPCとの接続を担う「Steam Controller Puck」が同梱されています。Puckは上部にUSB Type-Cコネクタを備えており、本体とはマグネットで接続することで有線接続と充電が可能です。また、無線接続時にはPuckがワイヤレスレシーバーとして機能する仕組みになっています。

スティックには、TMR(トンネル磁気抵抗)効果を利用した磁気サムスティックを採用。わずかな力でコントロール可能な軽い操作感を実現しているほか、静電容量式タッチ機能も搭載されており、親指をスティックに置いた場合のみジャイロコントロールを有効にするといった設定も行えます。

トラックパッドと振動機能

本機の特徴であるトラックパッドは、通電時に高精細ランブル機能によるフィードバックを返す仕様となっています。操作時には「カリカリ」とした触覚が、押し込み時には「カチッ」というクリック感が発生します。これは通常の振動機能に加えて、トラックパッド専用のハプティクスモーターが2つ搭載されていることで実現されているとのことです。

なお、SNS上で話題となっている「コントローラーを落とすと音声が鳴る」イースターエッグについても、スピーカーではなくハプティクスモーターの振動を音に変換することで再現されていると紹介されています。

既存コントローラーとの比較

レポートでは、Xbox ワイヤレスコントローラー、初代Steam Controller(2015)、Nintendo Switch 2 Proコントローラー、DualSense ワイヤレスコントローラーとの比較も実施されています。ボタンやスティックの配置は現行世代のコントローラーと概ね同様の構成で、他機種に慣れたユーザーでも違和感なく扱える設計とのことです。

背面ボタンは左右に2個ずつ、合計4個を搭載。初代Steam ControllerやSwitch 2 Proコントローラーが左右1個ずつであるのに対し、ボタン数が増加しています。

一方で本体重量は294gと、比較された5機種の中で最も重い結果となりました。これはハプティクスモーターを4つ搭載するなど機能を詰め込んだ結果と分析されています。

使用感

実際にプレイした感想として、トラックパッドを用いた『Enter the Gungeon』ではマウス+キーボードに近い操作感が得られたとのこと。また、『Far Far West』でのジャイロエイムについても直感的に操作できたと評価されています。総評としては「触る価値の高いコントローラー」とまとめられており、特にトラックパッドの操作感はSteam Deckと並ぶ唯一無二の体験であると述べられています。

『Steam Controller』は現在発売中で、価格は17,800円。日本からはKOMODO Stationで購入可能ですが、品切れが続いている状況とのことです。

参照元: Game*Spark