Game*Sparkは2026年7月4日、インディースタジオ「Rocket-in-Bottle」が開発したタイルパズル『Nekokami ネコカミ:人類復元計画』の開発者Will氏へのインタビュー記事を公開しました。同作は2024年4月14日にPC向けにリリース済みで、日本語にも対応しています。
猫が管理する千年後の宇宙を舞台にしたタイルパズル
『Nekokami ネコカミ:人類復元計画』は、千年先の未来を舞台に、猫と人間の絆を描くタイルパズルゲームです。プレイヤーはタイムトラベラーとなり、高度な技術を持つ「未来の猫たち」が管理する遥か未来の天の川を旅することになります。
収録コンテンツは14のバイオーム、35の星系、60時間以上のプレイボリュームとなっており、価格は1,800円。7月10日までは30%オフの1,260円で配信されています。
「人間中心ではない宇宙」を描くという発想
インタビューによれば、開発者のWill氏は博多を拠点に活動しており、以前はコンピュータグラフィックスの研究者だったとのことです。好きなゲームとして『Disco Elysium』『Baba Is You』を挙げています。
本作のコンセプトについてWill氏は、「人間がもう存在しない世界のゴッドゲーム」というアイデアを以前から温めてきたと説明しています。「人間は自分が宇宙の中心であるという勘違いをしている」という着想を出発点としつつ、人間がまったくいない世界では孤独なゲームになってしまうという課題があったとのこと。そこから「猫たちによって管理される宇宙なら、きっととても平和で、希望に満ちた場所になるはず」というアイデアに到達したと語っています。
ジブリ作品からの影響と日本での開発
影響を受けた作品として、Will氏はスタジオジブリの『となりのトトロ』『もののけ姫』を挙げています。本作の核心的なテーマである「自然神」の概念に、これらの作品を通じて幼少期に触れたとのことです。
また、開発期間中に日本に滞在できたことが、多くの寺社や自然を訪れる機会となり、「自然への愛」を強調する本作にとって重要なインスピレーション源になったとしています。
日本語ローカライズについては、予算の都合でプロを雇うことができず、開発チーム自身で対応したとのこと。登場キャラクターがすべて遠い未来の猫たちである設定が功を奏し、日本のプレイヤーからも「許容範囲内」との評価を得られたと振り返っています。
今後の展開
リリース後のフィードバックとして最も多く寄せられているのは「もっとコンテンツを増やしてほしい」という声だといい、今後もアップデートを続けていく方針が示されました。加えて、現在は「ネコカミユニバース」の新作をもう1本開発中であることも明かされています。
参照元: Game*Spark