近未来SFストラテジーRPG『ハート・オブ・ザ・マシーン』開発者インタビュー、『風花雪月』からの影響を語る

近未来SFストラテジーRPG『ハート・オブ・ザ・マシーン』開発者インタビュー、『風花雪月』からの影響を語る

Arcen Gamesが開発し、PC/Mac向けに2026年3月7日にリリースされた近未来SFストラテジーRPG『ハート・オブ・ザ・マシーン(Heart of the Machine)』について、開発者Chris McElligott-Park氏へのインタビュー記事がGame*Sparkに掲載されました。同氏は本作のシステム面で『ファイアーエムブレム 風花雪月』から大きな影響を受けたと語っています。

作品の概要

『ハート・オブ・ザ・マシーン』は、崩壊の危機に瀕した近未来世界を舞台に、施設の建築や兵器の製造を行いながら都市の制圧を目指すストラテジーRPGです。プレイヤーはロボットや兵器化された生物、戦闘機械など、多彩なユニットを駆使してステージを攻略していきます。Steamで2,980円にて配信中で、日本語にも対応しています。

開発元のArcen Gamesは、Chris McElligott-Park氏が2009年に設立したインディースタジオで、本作は同氏にとって初の公式日本語ローカライズ作品となります。

影響を受けた作品について

インタビューの中で同氏は、本作のゲームシステム全体において最も刺激を受けた作品として『ファイアーエムブレム 風花雪月』を挙げています。アドベンチャーパート、管理パート、戦略的なストーリーパートが組み合わされた構造に着目し、それを4Xストラテジーというジャンルにおいて、ひと続きのマップ上で実現することを目指したとのことです。最終的な仕上がりは『風花雪月』とはかなり異なるものになったものの、インスピレーションの源になっていると述べています。

そのほか、『クロノ・トリガー』のタイムトラベル要素、『ファイナルファンタジーVI』の世界崩壊後の描写、『X-COM』、映画「ターミネーター」シリーズ、『ELDEN RING』のアイテム説明文による物語表現など、多岐にわたる作品からの影響を語っています。また、自身の好きなゲームとして『ファイナルファンタジーVI』『クロノ・トリガー』『サイレントヒル2(オリジナル版)』を挙げ、近年の作品では『十三機兵防衛圏』に高い評価を寄せています。

開発の経緯と今後の方針

本作のアイデアは2015年に書き留められ、2022年に本格的な開発が再開、2026年に完成に至ったといいます。2025年1月から早期アクセスを開始し、約1年間の調整を経て2026年3月にバージョン1.0をリリースしました。

早期アクセス期間中は「複雑すぎて理解できない」というフィードバックへの対応に多くの時間を費やしたとのこと。本作は『ファイアーエムブレム』『X-COM』『シヴィライゼーション』といった異なるジャンルを融合させているため、プレイヤーごとに期待値が異なることが課題だったと振り返っています。

今後の方針については、現在プレイヤーから最も多く寄せられている「もっとストーリーを楽しみたい」という要望に応えるため、来年にかけて新コンテンツの追加に注力するとしています。本作はすでに約90時間分のストーリーと2つのエンディングを備えており、全難易度を100%コンプリートするには250時間を要するボリュームです。また、要望の多かったSteamワークショップへの対応も進めているとのことです。

参照元: Game*Spark