個人開発者がClaudeを活用し『Command & Conquer: Generals Zero Hour』をiOSへ移植

個人開発者がClaudeを活用し『Command & Conquer: Generals Zero Hour』をiOSへ移植

個人開発者のAmmaar Reshi氏が、AnthropicのAIモデル「Claude」を活用し、RTS『Command & Conquer: Generals Zero Hour』をiPhoneおよびiPad向けにネイティブ動作させる移植プロジェクトを公開しました。ソースコードやビルド手順はGitHub上で公開されています。

エミュレータではないネイティブ移植

本プロジェクトは、2003年に登場した『Command & Conquer: Generals Zero Hour』のオリジナルエンジンを、ARM64向けにネイティブコンパイルしたものであるとのことです。エミュレータを介した動作ではなく、iOS端末上で直接動作する点が特徴とされています。

RTSタイトルであることを踏まえ、タッチ操作に最適化された操作系が新たに実装されており、キャンペーン、スカーミッシュ、そしてジェネラルズチャレンジといった主要なゲームモードがいずれも動作することが確認できるとしています。

AIモデルの活用とソースコード公開

開発にあたっては、AnthropicのAIモデル「Claude」が活用されたとのことです。オリジナルの2003年当時のエンジンコードを現代のモバイル環境向けに移植する作業において、AIを補助として用いた形になります。

プロジェクトのソースコードおよびビルド手順はGitHubで公開されており、有志が自身の環境でビルドすることが可能です。ただし、実際にプレイするためには『Command & Conquer: Generals Zero Hour』の正規版を所有していることが前提となる旨が示されています。ゲーム本体のアセットについては配布されておらず、あくまで技術的な移植プロジェクトとしての位置付けとなっています。

『Command & Conquer』シリーズは長年ファンからの支持を集めてきたRTS作品群であり、近年ではEAが一部タイトルのソースコードを公開する動きも見られました。今回の個人による移植プロジェクトも、そうしたコミュニティの動きの一環として注目される取り組みといえそうです。

参照元: 4Gamer.net