スクウェア・エニックスは2026年9月10日、『トルネコの大冒険 不思議のダンジョン ちょっとステキなリマスター』を発売しました。1993年9月19日にスーパーファミコン向けにリリースされた『トルネコの大冒険 不思議のダンジョン』のリマスター版となります。
「1,000回遊べるRPG」の原点
本作は、『ドラゴンクエストIV 導かれし者たち』に登場する武器商人「トルネコ」を主人公とした外伝的作品のリマスター版です。オリジナル版は「1,000回遊べるRPG」というキャッチコピーで知られ、プレイするたびに構造が変化するダンジョンや、一度のプレイでクリアすることが難しいゲームシステムを特徴としていました。
従来のRPGが一本道のシナリオを繰り返しプレイする形式であったのに対し、本作はプレイごとに異なるダンジョン構成とランダムに配置されるアイテムによって、繰り返し遊べる設計を採用。この仕組みは後に「不思議のダンジョン」シリーズとして展開され、いわゆる「ローグライク」ジャンルを日本の家庭用ゲーム市場に定着させる先駆けとなった作品として知られています。
ゲームシステムの特徴
主人公のトルネコは、武器商人という『ドラクエ』シリーズにおいて比較的珍しい立ち位置のキャラクターです。ダンジョンを探索してお金やアイテム、武器、防具を集めることで、自宅兼店舗が徐々に拡張されていくという要素が盛り込まれています。
ダンジョン内では毎回構造が変化するため、序盤から強力な装備が手に入ることもあれば、モンスターハウスに遭遇してアイテムを失うこともあります。プレイヤーは巻物や草といった手持ちのアイテムを駆使し、状況に応じた判断でピンチを切り抜けていく必要があり、アクションRPGでありながらパズル的な思考を要求されるゲームデザインとなっています。
リマスター版として登場
本作は「ちょっとステキなリマスター」というサブタイトルが示す通り、オリジナル版の内容をベースとしたリマスター作品です。1993年の登場から30年以上が経過した現在も、その独自のゲームシステムが評価され続けているシリーズの原点を、改めて体験できる内容となっています。
参照元: インサイド
