アナログホラー『Re:Re:Ghosted』Xboxで配信開始、就活と企業システムへの不安をテーマに

アナログホラー『Re:Re:Ghosted』Xboxで配信開始、就活と企業システムへの不安をテーマに

Playstige Interactiveが開発したアナログホラーゲーム『Re:Re:Ghosted』が、ID@XBOXプログラムを通じてXbox向けに本日配信開始されました。求職活動や企業内の制度的システムに対する不安をテーマに据えた、個人開発によるホラー作品です。

「制度的な恐怖」を題材にしたアナログホラー

本作は、モンスターや派手な演出による恐怖ではなく、自動返信メール、HRポータル、オリエンテーション動画といった日常的な事務手続きの中に潜む不安を題材にしています。開発者によれば、職を失うことへの恐怖や、応募後に何の返答もないまま放置される「ゴースティング」と呼ばれる現代的な感覚を出発点として制作されたとのことです。

ゲームはホラーとして大げさに始まるのではなく、VHSテープや人事担当者によるモノローグ、企業のオンボーディング資料といった、一見すると正式な書類のような形で進行します。プレイヤーは、これらの素材が本来であれば存在しないはずの手続きを記述していることに徐々に気づいていく構成となっています。

アナログホラーというジャンルの特徴

開発者は、本作のデザイン原則について、映画的な演出で感情を誘導するのではなく、アーティファクト(記録物)をそのまま提示してプレイヤーに解釈を委ねる手法を採用していると説明しています。これは近年「アナログホラー」と呼ばれるジャンルに共通する特徴であり、職場で使われる事務的な言語や手続きが、本来あるべきでない文脈に置かれることで生じる違和感を恐怖の源泉としています。

求人への応募後に届く間違った名前で宛てられた自動返信メールや、システムに登録されたまま放置される感覚など、現代の労働環境に存在する「処理される側」としての非人間化された体験が、ゲームの背景にあるとされています。

個人開発作品としてのXbox配信

本作はPlaystige Interactiveによる個人開発作品であり、大規模な予算をかけない粗削りな美学そのものが作品の要件として位置づけられています。開発者は、「リリースされた」ものではなく「漏れ出してきた」ように感じられる質感を維持することが重要だったと述べています。

ID@XBOXプログラムを通じた配信について、開発者は、大規模スケールでは制作できない体験を支えるインフラとして機能していると評価しています。

『Re:Re:Ghosted』はXboxにて本日より配信中です。

参照元: Xbox Wire