アルゼンチン発の2Dアクション『Go Slimey Go!』Switch/PS5版が開発最終段階に

アルゼンチン発の2Dアクション『Go Slimey Go!』Switch/PS5版が開発最終段階に

アルゼンチンのデベロッパTembac and Chabbieが手がける2Dプラットフォーマー『Go Slimey Go!』について、Nintendo SwitchおよびPS5版の移植が最終段階に入っていることが分かりました。ブラジル・サンパウロで開催された「gamescom latam 2026」での取材を通じて、4Gamerが報じています。

「世界最弱の雑魚キャラ」を主人公とした2Dアクション

『Go Slimey Go!』は、PC(Steam)版が2025年12月9日にリリースされた2Dプラットフォーマーです。物理演算ベースのパズル要素と、緻密に設計されたプラットフォームアクションを融合させた作品となっています。

主人公は「世界で最も弱い雑魚キャラ」とされる小さなスライム“スライミ”。善と悪の大戦によって分断された世界で、「友達とお酒を飲んで平和に暮らしたい」という願いを叶えるため奔走する、という物語が描かれます。

操作系は左右移動とジャンプのみとシンプルですが、レベルデザインの完成度が高く評価されており、Steamのユーザーレビューでは98%の好評率を獲得しています。アクセシビリティ面でも評価されており、昨年のgamescom会場では障がいを持つプレイヤーを支援するAbleGamersのブースでも本作が出展されていたとのことです。

アルゼンチンでは“国民的キャラクター”の様相

開発チームのうち、プログラムを担当するアグスティン・ペレス・フェルナンデス(通称テンバック)氏は、Cartoon Networkタイトルのゲーム化などに関わってきた20年のキャリアを持つベテランプログラマー。もう一方のメンバーであるホーコイコ(チャビー)氏は5年前に日本へ移住した日本ファンで、本作のロゴやグラフィックスにもその影響が反映されています。

アルゼンチン国内での人気は高く、同国最大のゲームイベント「EVA 2025」ではベストインディー賞を含む複数の賞を受賞。コアファン向けに展開された物理版(カートリッジ)は完売したほか、現地のバーガーショップとコラボしたスライミのフィギュア付きセットメニューも展開されているとのことです。

コンシューマ展開はRatalaika Gamesがパブリッシング

コンシューマ機向けの展開はRatalaika Gamesがパブリッシングを担当し、Nintendo SwitchおよびPS5への移植作業が最終段階に入っているとのこと。今後はモバイル展開や豪華版の制作も視野に入れていると説明されています。

テンバック氏は取材に対し、日本在住のメンバーがいながら日本市場へのリーチが課題になっていると述べ、日本のプレイヤーにもスライミを愛してほしいとコメントしています。

参照元: 4Gamer.net