アンドラ公国のNalua Studioが開発中の横スクロールシューティング『Gley Lancer: Overdrive』が、幕張メッセで開催された東京ゲームショウ2026にプレイアブル出展されました。1992年にメガドライブで発売された『グレイランサー』を完全リメイクした作品で、対応機種にNEOGEOが含まれるという珍しい構成となっています。
対応機種と発売時期
本作の対応機種は、NEOGEOのAES(家庭用)とMVS(業務用)、Steam(PC)、Nintendo Switch、PlayStation 4、PlayStation 5、Xbox Series X|Sです。発売時期は2027年中が予定されています。NEOGEO版のカートリッジは日本からも購入可能とのことで、会場では実際に家庭用NEOGEO実機とカートリッジで動作していることが確認できました。
東京ゲームショウ2026の会場では「ALPHA VERSION」が出展され、3面までのプレイを体験することができました。
ガンナーシステムと新要素「オーバードライブ」
本作の特徴は、原作でも印象的だった無敵のオプション「ガンナー」の自由度の高さです。ガンナーのフォーメーションは、レバー方向へ射撃、オートエイム、自機の後を追う、周囲を回転するなど複数のパターンから、ゲーム開始時に選択できます。武器もレーザーや散弾、光の剣などがあり、アイテム取得で切り替え可能です。フォーメーションと武器の組み合わせによって、プレイ感や戦術が変化する設計となっています。
新システムとして搭載されたのが「オーバードライブ」です。時間経過で蓄積されるゲージを消費し、自機の周囲にバリアを展開できます。バリアは持続中は攻撃を防ぎ続け、一定時間経過後は自機から離脱して、最後に入力したレバー方向へ飛んでいき敵にダメージを与えます。耐久力のある敵には連続ヒットするほか、通常攻撃では手こずるボスのパーツも一撃で破壊できるほどの威力があります。回数制ではなく時間経過で再使用可能になる仕様は、家庭用ゲームらしいバランス設計といえます。
演出面の強化と原作リスペクト
原作機のメガドライブより高いマシンスペックを持つNEOGEOで開発されているためか、背景や演出はリッチに強化されています。1面の背景では宇宙艦隊の戦闘が描かれ、ステージ終盤では宇宙ステーションがデブリで爆散する演出のあとにボスが登場します。このボスは原作でもデブリを投げる攻撃を得意としており、演出と原作再現が両立された構成となっています。
2面では水しぶきの表現がリッチになり、3面のバイオ系ボスが登場する洞窟ステージでは、進行に合わせて壁が血管や筋繊維に侵食されていく演出が加えられています。原作の要素を膨らませたアレンジが随所に見られる内容です。
なお、開発元のNalua Studioは、前々作『Vengeance Hunters』でもNEOGEOに対応しており、日本からの注文実績もあるとのことです。
参照元: 4Gamer.net
