New Tales傘下のスタジオEmeteriaが開発を手掛けるアクションアドベンチャーRPG『Fading Echo』が、本日PlayStation 5向けに発売されました。同社のSylvain氏がPlayStation Blog上で明らかにしたもので、本編と同時に体験版も配信されているとのことです。
水を操り、現実を歪める主人公「One」
本作の舞台は、「Paradox」と呼ばれる謎の力によって崩壊しつつある世界「Corel」。プレイヤーは若き伝説の存在「One」となり、この世界を救うために戦います。
Oneが持つ能力の中核となるのは、作中で「Æther」と呼ばれる水の力です。水を武器として操るだけでなく、自身を水の塊(ブロブ)へと変身させることも可能とされています。ブロブ状態では勢いをつけて移動したり、パイプを滑走したり、狭い隙間をすり抜けたりといったアクションが行え、探索と戦闘の両面で活用できると説明されています。
また、Ætherは溶岩や有毒廃棄物、Paradoxの汚染といった環境中の要素と反応する性質を持ちます。敵を水で濡らしてから電気を流す、元素を固体化して戦場の地形を変えるなど、状況に応じた連鎖反応を引き起こす戦闘システムが用意されているとのことです。
現実を切り替えて進む探索とパズル
CorelはParadoxによって複数の並行現実に分断されており、Oneは同じ空間の異なるバージョン間を移動できる「リアリティシフト」の能力を持ちます。
ある現実で塞がれている道が別の現実では通行可能であったり、パズルの解決に必要な要素が別の現実側に存在していたりと、探索・パズル・戦闘のすべてにおいてこのシステムが機能する設計となっています。戦闘中にリアリティシフトを行えば、周囲のリソースや危険要素、利用可能な元素そのものが変化するため、同じ遭遇戦でも展開が大きく変わるとされています。
開発チームは、これらのシステムを単一の攻略順序に沿わせるのではなく、プレイヤーの実験と創意工夫を促す形で設計したとコメントしています。
シングルプレイヤーの冒険
『Fading Echo』はシングルプレイヤー専用作品ですが、Oneは旅の道中で複数の仲間と出会うことになります。それぞれが崩壊しつつある世界に対して異なる立場や思いを抱えているとされ、物語はCorelを救うことと並行して、One自身の過去の謎を解き明かしていく構成になっているとのことです。
本作の敵対勢力の中心には、Corelを支配するParadoxの冷酷な指導者「Maddock」が存在します。プレイヤーは浮遊する島々や分断された現実を巡りながら、汚染の進行を止める手立てを探すことになります。
本編と同時にPS5向け体験版も配信中です。
参照元: PlayStation Blog
