『2XKO』運営継続には「数百万人」規模のアクティブユーザーが必要だった。Riot共同設立者が開発終了の背景を語る

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Riot Gamesの共同設立者であるMarc Merrill氏がポッドキャストに出演し、2026年末に開発終了が予定されている対戦格闘ゲーム『2XKO』について、サービス運営の継続には月間アクティブユーザー数が「数十万人、場合によっては数百万人」規模で必要だったとの見解を示したことが分かりました。開発の長期化や費用の高騰が、高いランニングコストにつながっていたとみられます。

『2XKO』をめぐる経緯

『2XKO』は、『League of Legends(リーグ・オブ・レジェンド)』の世界観に基づく基本プレイ無料の対戦格闘ゲームです。対応プラットフォームはPC/PlayStation 5/Xbox Series X|Sで、ダリウスやエコー、アーリといった『LoL』のチャンピオンが参戦。2対2のタッグ制を採用し、プレイヤーが1人で2キャラを操作することも、2人でチームを組んで分担することもできる仕様となっています。

本作のルーツは、Radiant Entertainmentが手がけていた『Rising Thunder』にさかのぼります。2016年に同スタジオがRiot Gamesに買収されたことで、『LoL』のIPを活用した格闘ゲームとして再始動。2019年には「Project L」として初披露され、長い開発期間を経て2026年1月に正式リリースを迎えました。

開発終了に至った背景

Merrill氏によれば、当初の計画では『ストリートファイターV』を中心とした格闘ゲームコミュニティの関心を『2XKO』へ引き寄せることを想定していたとのことです。しかし2023年に『ストリートファイター6』が発売されたことで、その構想が大きく狂ったと語っています。「もし『ストリートファイター6』より先に公開できていれば、コミュニティに大きな影響を与えられただろう」と悔やむ発言もあったとされています。

また開発過程についてMerrill氏は、リーダーシップの交代に伴って戦略認識のずれや経営陣の分裂が生じ、開発チームが孤立する状況に陥ったことにも言及。その責任は自分たちにあったと述べています。結果として「費用が大きくなりすぎ、チームも大きくなりすぎていた」と振り返っており、サービス維持に求められる月間アクティブユーザー数のハードルが非常に高いものになっていたことを明かしました。

リリース後の動向と今後

2026年1月の正式リリース後、同年2月には早くも開発チームの縮小が実施され、8月には12月をもって開発を事実上終了し、以降はサーバーの稼働のみを継続する方針が発表されています。Merrill氏は、本作が一部のプレイヤーには受け入れられたものの、サービス継続に必要な規模のプレイヤー数を確保できなかったため、ユーザーへの謝罪と全額返金を選択したと説明しました。

『2XKO』はPC/PS5/Xbox Series X|S向けに配信中で、12月の開発終了後もサーバーは引き続き稼働される予定です。10月には最後の大型コンテンツアップデートとして、新チャンピオン「サミーラ」の実装が予定されています。

参照元: AUTOMATON

出典:AUTOMATON

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Game data and images: IGDB